心は脳にある。自分の心と向き合うのなら脳について知ろう

 

今回は「心はどこにあるのか」というテーマについて書いていきたいと思います。

 

つまり、心の場所・心の発生源についてですね。

 

これから心の問題に向き合っていくにあたっての導入部分のようなものです。あまり難しく考えずさらっと読んでいただけたらなと思います(^ω^)

 

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心は脳にある

「心は一体どこにあるのか?」

この問いは大昔から人類の関心の的であり、様々な考察がされてきました。

古代エジプトでは心は心臓にあると考えられていました。

「胸が高鳴る」「胸が痛む」「胸をうつ」

このような表現があることからも昔の人が心は心臓にあると考えていたことが分かりますね。

また、英語で心を意味する「heart」という単語は同時に心臓も意味しています。

ここにも心=心臓と考えられていた時代の名残が残っています。

また、古代のバビロニアでは心は肝臓にあるとされていました。

「肝がすわる」「腹が立つ」「腹黒い」

という表現があることからも、心が腹部にあると考えられていた時代があったことが分かります。

その後も心の発生源=心の場所に関する見解は様々な変遷を遂げてきました。

心は脳にあるとはっきりと最初に唱えたのは、紀元前五世紀のギリシア時代に生きたヒポクラテスです。

彼は「神聖病論」で、大脳は知性を解釈するものと提唱し、心は脳にあると示しました。

しかし、その後(紀元前335年頃)古代ギリシアの哲学者・アリストテレスは思考と感覚の器官は心臓であるとし、脳は体のオーバーヒートを防ぐための単なる冷却装置に過ぎないと唱えました。つまり、心は心臓にあるということ。

ローマ時代になるとギリシアの医師ガレノスが「心は脳室にある」と唱え、この説は中世において長く信じられていました。脳室とは脳の奥にある脊髄液で満たされた部分のことですね。

17世紀、哲学者デカルトは人間の体を機械と位置づけました。機械により脳に空気が運ばれ、松果体(脳の中にある小さな内分泌器)で脳と体が結ばれ、心が作られると唱えました。松果体にこそ心があるということですね。

そして、現代では脳科学が飛躍的に発達し、MRI(磁気共鳴画像法)、PET(陽電子放射断層撮影法)、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)、MEG(脳磁図)などの脳機能イメージングの技術革新が進み、心と脳の働きが高次元で解明できるようになりました。

その結果、「心は脳の活動によるものである」という考えが一般的になっています

つまり、現代の科学では「心は脳にある」と考えられているのですね。

このことから私達が心の問題(悩みや自己嫌悪、イライラなど…)に向き合うにあたり、脳について知ることが大切になるということがわかりますね。

私自身、自分の心の病気と向き合うにあたり様々な知識を吸収してきましたが、やはり、脳について知るということはとても大切なことだと思います。

自分の心の問題と向き合いたい、自分の心の問題を解決したい。という方は是非脳について学びましょう。

これから少しずつ心に関する脳の知識を紹介していこうと思います

まとめ

・心の発生源、心の場所については古代から様々な考察がされてきた

・「心は心臓にある」、「心は肝臓にある」、「心は脳室にある」など心の場所についての考えは様々な変遷を遂げてきたが、脳科学の飛躍的な発達により、現代では「心は脳にある」と考えられている

・心の問題に向き合うにあたり、脳について知ることが重要となってくる

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