ネガティブ感情で自律神経が大きく乱れる!自律神経のバランスが乱れる原因について解説します

前回の記事では、交感神経と副交感神経の働きについて解説し、心身にとって最も最適な自律神経の状態について解説しました。

自律神経はバランスが大事で、理想の状態は「交感神経:副交感神経=1:1」。

「交感神経と副交感神経がバランスよく、共に高いレベルで働いている状態」が自律神経にとって最もよい状態ということでしたね。

ですが、現実的には大半の方が交感神経の働きがだけが過剰に強い「交感神経優位」な状態になっており、自律神経のバランスが乱れているといわれています。

今回の記事では、「なぜ交感神経優位な状態が続き、自律神経のバランスが乱れてしまうのか」ということについて解説していこうと思います

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自律神経のバランスが乱れる原因

自律神経は交感神経・副交感神経が共にバランスよく働いている状態が最もよい状態といえます。ですが、日常における様々な要因で自律神経のバランスは乱れてしまいます。

自律神経のバランスが乱れる主な要因としてあげられるのが「ストレス」です。

交感神経はストレスに反応して働くという特徴があります。

ですので、仕事や家事、人間関係など様々なストレスにさらされ続けると、交感神経が過剰に優位な状態が続き、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

また、「寝不足」も本来睡眠中に働くはずの副交感神経の働きが低下することによって交感神経優位な状態につながります。

ハードに働くことを要求されることが多い現代人は交感神経の働きが過剰になることが多いといえますね。

一般に「自律神経のバランスが乱れた状態」というのは大抵の場合、交感神経優位の状態といわれています。

逆に副交感神経が過剰に優位になってしまうのが、何もやることがないという無気力な生活。

これは定年後の方に多いと言われています。仕事をリタイヤしてやることがなく、1日中家でテレビばかり見ている。。。このような生活が続くと副交感神経が過剰に優位となり、うつうつとして体もけだるくなってきます。

適度なストレスは体によいといわれますが、それは自律神経の面から見ても正しいと言えるのですね。

ネガティブな感情は自律神経のバランスを大きく乱す

と、このように「ストレス」や「睡眠不足」などが一般に自律神経が乱れる主な原因となります。

ですが、私がもう1つ注意していただきたいのが「不安」「怒り」「悲しみ」「憎しみ」といったネガティブな感情。

ネガティブな感情は自律神経のバランスを大きく乱すということが医学的にも証明されています。

以前、引用にて紹介しましたが、再度紹介させてもらいます。

私達は日々の暮らしの中で、喜び、怒り、哀しみ、楽しさなど、さまざまな感情を抱いています。そのなかで、「ジェラシーや怒り、あるいは妬みやそねみ、憎しみなど、ネガティブな感情を抱くと、自律神経のバランスをもっとも大きく乱す」ことが、数値としてはっきり計測されたのです。

引用元 『自律神経を整える「あきらめる」健康法』 p29 著 小林弘幸

「不安が強く悩むことが多い」「イライラすることが多い」といった「ネガティブな人」ほど自律神経のバランスが乱れている可能性が高いのですね。

ちなみに、ここでいう自律神経のバランスが乱れるとは交感神経の働きが過剰になる「交感神経優位」な状態になるということです。

このブログは基本的にネガティブ感情が強い「ネガティブな人」を対象に書いているので特に注意していただきたい点になります。



怒ると交感神経が急激に高まる

では、ネガティブな感情のひとつである「怒り」が自律神経にどのように作用するのかを見ていきましょう。

例えば怒ってカーッとなり、どんどん怒りの感情が高まっていきます。すると次第に手足、体が勝手にワナワナとふるえ始めます。

これは怒りによって交感神経の働きが過剰に高まり、血流が悪くなったことが原因。交感神経の働きが過剰になると血管が収縮し、血流が悪くなります。この状態が続き、ひどくなると時には失神してしまうこともあります。

また、怒って青筋が立つ、目が充血する、額に汗をかく、顔が赤くなる

これらの身体変化も怒りによって交感神経の働きが急激に高まったことによるものです。

怒りは交感神経の働きを急激に高めるのです。

ネガティブな人ほど自律神経のバランスを整える必要がある

このように「怒り」をはじめとして、「不安」「心配」「落ち込み」「悲しみ」「憎しみ」などネガティブな感情が強い人ほど交感神経の働きが過剰な「交感神経優位」の状態になっている可能性があります。

ですので、ネガティブ感情が強い「ネガティブな人」ほど積極的に自律神経のバランスを整えていく必要があります。

交感神経が過剰に優位な状態が続くと、血管がぎゅっと収縮し、血液の流れが悪くなります。すると内臓機能の低下、ホルモンのバランスの乱れ、免疫力の低下など体に様々な悪影響を引き起こします。

また、血流が悪くなると脳へ供給される血液も低下しますので、思考力、判断力、発想力などが落ちるなど、脳がしっかりと働かない状態になってしまいます。

強いネガティブ感情は自律神経の乱れによって体にも深刻なダメージを与えてしまっているのですね。

このような状態で「いったん落ち着こう」「冷静に考えよう」としてもなかなかうまくいきません。いくら自分を制御しようとしても、体の状態が悪すぎるので心がついてこれないのですね。

ですので、暴走するネガティブな感情を鎮めるためには、まず体の状態を整えます。自律神経のバランスを整えることによって、心を落ち着け、前向きに考えるための土台をつくります。

心の状態を変えるにはまずは体から。

これはこのブログで一貫して伝えていくメッセージのひとつとなります。

それでは自律神経のバランスを整えるにはどうすればいいのか?

次回の記事で「自律神経のバランスを整える具体的な方法」についてお伝えしていきます。

まとめ

・自律神経のバランスが乱れる主な原因はストレスや睡眠不足。ストレスの多い生活、あまりにハードに働き続ける生活では交感神経の働きが過剰になり、自律神経のバランスが乱れてしまう。

・一般に「自律神経のバランスが乱れた状態」というのは大抵の場合、交感神経優位の状態。

・ネガティブな感情は自律神経のバランスを大きく乱す。

・ネガティブ感情が強い「ネガティブな人」ほど自律神経のバランスが乱れている可能性が高い(=交感神経優位な状態)。積極的に自律神経のバランスを整える必要がある。

・交感神経が過剰に優位な状態が続くと、血流が悪くなり、内蔵機能の低下、ホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下など体に様々な悪影響を引き起こす。また、脳の血流も悪くなるので、脳がしっかりと働かない状態になってしまう。

・「心の状態を変えるにはまずは体から」。自律神経のバランスを整えることによって心を落ち着け、前向きに考えるための土台をつくろう!

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