呼吸を整えると自律神経のバランスが整う理由。自律神経と呼吸の関係とは

前回の記事では、ゆっくりと長く息を吐く「呼吸法」によって副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整うことを紹介しました。

今回は、「なぜ呼吸法で自律神経の働きを調整できるのか」について解説していこうと思います。

それではお付き合いください(^ω^)

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呼吸と自律神経の関係

「なぜ呼吸法で自律神経の働きを調整できるのか?」

その理由は、呼吸と自律神経の関係を理解することによってみえてきます。

自律神経は以前にも紹介しましたが、血管、心臓や肺、腸などの内臓に伸びている神経。内臓や血圧、脈拍、内分泌系などの機能をコントロールしています

自律神経は無意識に働く神経であり、自律神経を自らの意志でコントロールすることは基本的にできません。

「よし!心臓の鼓動を早くしてみよう!」と思っても自分の意志で鼓動を早めることはできませんよね。

「血圧をあげてみよう」「体温を下げてみよう」「胃を活発に働かせて消化を促進しよう」

すべて無理です。

これらの体の活動はすべて自律神経によって自動的に調整されています。

しかし、自律神経の支配下にある活動の中で唯一コントロールできるものがあります。

それが呼吸です。

呼吸は通常、自律神経によってコントロールされています。

例えば今、このブログを読んでくださってる間もあなたは呼吸していたはず。

ですが、「よし、息を吸って…。次に吐いて…」と意識することなく呼吸は続いてましたよね。

それは自律神経の働きによるもの。また、寝ている間も呼吸が続くのも自律神経のおかげです。

私達は普段、自律神経の働きにより無意識に呼吸を続けています。ですが、呼吸は自分の意志で早くすることも、ゆっくりにすることも、深く、または浅くすることも可能です。

ですので、呼吸をコントロールすることで、自律神経に意図的に働きかけることができます。

自律神経の働きによって行われている呼吸をコントロールすることで、逆に自律神経をコントロールすることができるのです。



息を吸うと交感神経が優位になり、息を吐くと副交感神経が優位になる

呼吸と自律神経は相互に作用しています。

呼吸は息を吸う「吸気」と、息を吐く「呼気」に分けられますが、それぞれが交感神経、副交感神経に対応しています。

息を吸うと交感神経の働きが高まり、逆に息を吐くと副交感神経の働きが高まります。

ですので、1日のうち、息を吸う時間より息を吐く時間が長ければ、副交感神経が優位な状態になります。

前回の記事でも「長く息を吐く呼吸法で副交感神経の働きが高まった」という実験結果を紹介しましたね。

ストレスの多い人ほど「呼吸法」で副交感神経を高めよう!

副交感神経は心身をリラックス・休息モードに切り替える神経です。

ストレスで毎日イライラしている、心に余裕がないという方ほどこの副交感神経の働きを高めていく必要があります。

心身を緊張・興奮状態に導く交感神経はストレスに対応して高まるという性質があります。ですので、ストレスの多い生活を送っている方ほど交感神経の働きが過剰となり、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。

交感神経の働きが過剰である「交感神経優位」の状態を改善するには低下している副交感神経の働きを高めることが重要となってきます。

ゆっくり深く呼吸をすると、副交感神経の働きが高まります。

副交感神経の働きが高まると血管が開き、血流がよくなります。

そして、血流がよくなると筋肉がゆるみ体がリラックスします。

ストレスにさいなまれイライラ・ピリピリしているときに「イライラしてもしょうがない。心を落ち着けよう」と考えても現実的にはとても難しいですよね。

ですので、そのような時はまず呼吸を整えます。ゆっくりと長く息を吐く「腹式呼吸」で体の状態を整えます。

呼吸が整い、体がリラックスすると自然と心も落ち着きます。

私も実際に実践していますが呼吸法の効果は抜群!!自信をもってオススメできます。

まとめ

・呼吸は通常、自律神経によってコントロールされている。

・自律神経の支配下にある活動の中で唯一コントロールできるのが「呼吸」

・自律神経の働きによって行われている呼吸をコントロールすることで、意図的に自律神経をコントロールすることができる。

・息を吸うと交感神経の働きが高まり、息を吐くと副交感神経の働きが高まる。

・副交感神経はリラックス・休息を司る神経。日常生活においてストレスが多い人ほど、普段活動が低下している副交感神経を高める必要がある。

・呼吸が整い、体がリラックスすると心も自然と落ち着く。「心を変えるにはまず体を変える」。体の状態が整うと自然と心の状態も整います。

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