【実験結果】呼吸を変えると心が変わった!!不安や怒りを感じたときは呼吸を整えよう。自然と心が落ち着きます

今回の記事では呼吸と心の関係性について書いていきたいと思います。

呼吸と心は密接に関連しています。

怒っているとき、不安にかられているとき、リラックスしてくつろいでいるとき……

私達の心の状態とともに呼吸は変化しています。

これは実験の結果からも明らかで、不安感の増大とともに呼吸数が増えるということが確認されています。

さらにそのことを上手く利用すると呼吸によって心をコントロールすることができます。

「呼吸を変えることにより心が変わった!」という非常に興味深い実験結果も交えて「心と呼吸の関係性」について紹介していきたいと思います。

「呼吸法で心を落ち着けたい」

そのようにお考えの方は是非御一読ください(^ω^)

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心と呼吸の関係性

「息が詰まる」「息抜きをする」「息をひそめる」「息が合う」「息を弾ませる」……

「息(呼吸)」に関する慣用句は数多く存在します。

古くから私達日本人は呼吸と心の関連性を強く意識し、心の状態を呼吸になぞらえて表現してきました。

心の変化を感じたときは、一度呼吸をチェックしてみてください。

人は怒りを感じたり、不安にかられると呼吸が浅く速くなります。

逆にリラックスしてくつろいでいるときは呼吸が深くゆったりとしています。

呼吸と私達の心は密接に連動しているのです。

不安が強くなると共に呼吸数が増大する

心の状態と呼吸の関係性を調べた実験をご紹介します。

参考図書 「呼吸を変えるだけで健康になる 5分間シクソトロピーストレッチのすすめ」 著 本間生夫

呼吸に関する研究をしている本間氏のチームは「不安と呼吸」に関する実験を行いました。

実験は始めに、被験者の指に電気ショック用の電極を取り付け、

「2分以内に電流が流れる」

と伝えます。

実際に電流を流す必要はないのですが、被験者は「いつ電流が流れるのだろう」と不安になります。この感情を「予期不安」といいます。

そして、「予期不安」が生じているであろうその時間、被験者の呼吸の変化を調べたところ興味深い結果が得られました。

被験者が不安にかられている間、呼吸数は増加していたのです。

そしてこの増加率は被験者の感じる不安感と見事に一致しており、不安度が高い人ほど呼吸数の増加が激しく、不安度の低い人ではあまり変化が見られませんでした。

つまり、不安度と呼吸の変化は綺麗に相関していたのです。

冒頭で紹介したとおり、昔から私達日本人は心と呼吸の関連性を強く意識してきました。

「心の変化と呼吸は連動している」

それがこの実験でも証明されたということになります。

呼吸を変えると心が変わった

このことを上手く利用すれば心を変化させることができます。

呼吸を変えることによって心を変化させられるのです。

実際に「呼吸を変えると心が変わった」という実験を引用で紹介します。

私自身、色々と呼吸関連の本には目を通していますが、この実験は非常に興味深いものでした。

ベルギーの心理学者、ピエール・フィリッポのめざましい研究によって、感情によって呼吸が変化することが明らかになった。

さらに、その後追加で行われた実験では、研究者は参加者をいくつかのグループに分け、まずはさまざまな感情に呼応するパターンで呼吸をしてもらった。

それから、参加者にどんな気分かを尋ねた。

なんと、参加者は「呼吸のパターンに呼応する感情」を抱きはじめたのだというのだ!

つまり、深くゆっくりと呼吸すると、穏やかな気分になり、浅く速い呼吸をすると、不安や怒りを感じるようになったのだ。

呼吸を利用して心の持ちようを変えることができるというのは、革命的な発見である。

引用:自分を大事にする人がうまくいく。スタンフォードの最新「成功学」講義 著 エマ・セッパラ

つまり、

・怒っている時の呼吸を続けると、次第に怒りの感情が芽生えてくる。

・不安にかられているときの呼吸を続けると、次第に不安にさいなまれる

・穏やかな時の呼吸を続けると、次第に心が穏やかになってくる

ということですね。

これは生理学の観点からも説明がつきます。

実験の結果、深くゆったりとした呼吸をすると

「扁桃体の活動が鎮まる」「前頭前野が活性化される」「副交感神経が優位になる」

ということが分かっています。

扁桃体は不安や恐怖の発生源といわれる場所。サルから扁桃体を削除すると完全に恐怖心が消えてしまうことが分かっています。

人間でも扁桃体の働きは同様で、不安が強い人ほどこの扁桃体の活動が過敏で強いということが分かっています。ですが、実験の結果、深くゆったりとした呼吸で扁桃体の活動を鎮めることができるということが確認されています。

また、脳の前方に位置する前頭前野には感情をコントロールする働きがあります。

前頭前野は別名「制御の脳」ともいわれており、前頭前野がしっかり働いている人ほど感情を上手くコントロールすることができます。深くゆったりとした呼吸は前頭前野の活動を活性化させます。

副交感神経は心身をリラックス・休息に導く自律神経。深くゆったりとした呼吸は副交感神経の働きを高めることも実験の結果明らかになっています。

そして、逆に浅く速い呼吸は心身を緊張・興奮に導く交感神経の働きを優位にさせます。

私達の心と体には、呼吸が変化することによって実際に明確な変化が起こっているのです。

不安や怒りを感じたときは呼吸を整える。自然と心が整います

不安や怒りを感じているときはまず呼吸に目を向けてみてください。

おそらく呼吸が「浅く速く」なっています。

そのようなときに「冷静に考えてみよう」「いったん落ち着こう」と考えてもなかなかうまくいきませんよね。

ですので、不安や怒りにかられたときは呼吸を整えます。

呼吸が落ち着けば、自然と心も落ち着きます。

「心が変わると呼吸が変わる。ならば、呼吸を変えれば心が変わる。」

このことを覚えておくと、自分の心をしっかりとコントロールできるようになります。

私自身、呼吸法をずっと実践し続けてますが、特にメンタルに対する効果は絶大です。

私は呼吸法で10年間何をやっても治らなかった精神疾患をすべて完治させました。

「不安で心がいっぱいになる」「イライラがとまらない」「ストレスが多くて精神的につらい」

そのような方は是非とも呼吸法を実践して、日ごろから深くゆったりとした呼吸を意識してみてください。日常的に呼吸法で深くゆったりとした呼吸を繰り返すと、いざという時にも呼吸が乱れにくくなります。

呼吸が変われば信じられないほどに心が変わります。

精神状態を改善したいという方には呼吸法を自信をもってオススメします

(^ω^)b

まとめ

・呼吸と私達の心は密接に連動している。

・不安感情の増加と共に呼吸数が増えることが実験で確認された。不安度が高い人ほど呼吸の増加数が激しく、不安度が低い人ではあまり変化が見られなかった。

・様々な感情に呼応するパターンで呼吸してもらったところ、被験者は「呼吸のパターンに呼応する感情」を抱き始はじめた。

・深くゆったりとした呼吸によって「扁桃体の活動が鎮まる」「前頭前野が活性化される」「副交感神経が優位になる」ということが確認されている

・浅く速い呼吸は心身を緊張・興奮に導く交感神経の働きを優位にする

・呼吸が変わると心が変わる。呼吸法で日ごろから深くゆったりとした呼吸を繰り返すと、呼吸が安定し、心も自然と安定する

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