呼吸法で姿勢が良くなる!猫背が治り、メンタル向上!「良い姿勢」の素晴らしい効果についても解説します。

今回は呼吸法の姿勢改善効果について書いていこうと思います。

呼吸法を行うと背筋が伸び、猫背が改善されます。また、現在「猫背」とまではいかない人も、背筋が伸びることによって更に姿勢が良くなります。

背中が丸まった姿勢だと、どうしても印象が弱々しくなり、気分もすぐれないですよね。

実は、姿勢と気分に関しては多くの研究が行われており、「姿勢を変えただけで精神状態が変わった」という報告もあります。

また、生理学の観点からも、よい姿勢は私たちにプラスの効果を与えてくれます。良い姿勢をキープできると、脳への血液供給が良くなり、前頭葉の働きも活性化されます。

この記事では、呼吸法で姿勢が改善されるメカニズム、そして、姿勢が改善されるとどのような効果・メリットがあるのかというお話をしていきます。

「猫背」で姿勢に悩んでいる方はもちろんのこと、すでに呼吸法を実践されている方も「良い姿勢」のメリットについて知るとモチベーションアップにつながると思います。

呼吸法と姿勢改善について詳しく知りたいという方は是非お付き合いください(^ω^)

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姿勢を良くする方法。呼吸法で姿勢が良くなる!背筋がピンと伸び、猫背も治る!

冒頭でも触れましたが、呼吸法を実践すると背筋が伸びます。

これは私自身、顕著に感じた効果のひとつです。

以前はよく周りの人にも

「猫背だよね?」

といわれることも多かったのですが、呼吸法を実践して「猫背」は完璧に治りました。

感覚的には、自然と背筋が伸び、また、良い姿勢をキープするのがとても楽になったという感じです。

呼吸法で姿勢が改善するメカニズムとしては、以下の二つが挙げられます。

姿勢の維持に関わる呼吸筋が鍛えられる。

呼吸の際に使用する筋肉(呼吸筋)は姿勢の維持にも関わっています。

※呼吸の際に使う筋肉は、「呼吸筋」と「呼吸補助筋」に分けられますが、ここでは簡易的に「呼吸筋」で統一します。

中でも、背筋を立てるのに重要な脊柱起立筋を刺激できるというのが呼吸法で姿勢が改善されるメカニズムのひとつです。

「姿勢を支える抗重力筋の多くは運動時に呼吸を補助する筋肉。中でも背すじを立てるのに重要な脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は、呼吸をサポートします。呼吸法を行うことで、脊柱起立筋が刺激され、姿勢が良くなるのです。

引用元:呼吸法で姿勢がよくなるってホント?クイズで学ぶ「呼吸」

また、脊柱起立筋以外の呼吸筋も姿勢の維持に関わっています。

助間筋や多裂筋、腸腰筋といった呼吸筋の多くは、背筋を伸ばし、姿勢を維持する際にも使われる筋肉です。

呼吸の際に働く筋肉が姿勢維持に関わるものも多いので、呼吸法を行うと姿勢維持に関する筋肉にも刺激を与えることができる。つまり、鍛えることができるということですね。

呼吸法を行うと姿勢維持に関連する筋肉を鍛えられるというのが、呼吸法で姿勢が良くなるメカニズムのひとつです。

意外なセロトニン効果。「よい姿勢の維持」

呼吸法を行うと神経伝達物質のセロトニンが増えることが確認されています。

セロトニンはよく精神の安定に重要な脳内ホルモンとして知られていますね。「幸せホルモン・セロトニン」と紹介されることも多いです。

ですが、セロトニンには精神安定の他にもいくつかの働きがあり、その一つとして挙げられるのが「よい姿勢の維持」です。

重力に対して姿勢を保つために働く筋肉を抗重力筋といいます。

まぶたを開いて表情を作ったり、首や背骨まわりを支えたり、体を起こしたり歩いたりできるのは、抗重力筋の働きです。

セロトニンは抗重力筋に作用します。セロトニンが抗重力筋に働きかけることによって、よい姿勢をキープすることができるようになります。

セロトニンが活性化されていると、背筋が伸びてまっすぐなよい姿勢を保て、いきいきとした表情になります。逆にセロトニン神経が弱まると、首が立たなくなって前方に倒れ、背中は丸まってしまりがなくなってしまいます。セロトニン神経には、このように若々しさを内側から引き出してくれる働きもあります。

引用:「心も脳も整える!セロトニン呼吸法」 著 有田秀穂、高橋玄朴

呼吸法によって活性化されるセロトニン神経も、抗重力筋に作用するという形で、姿勢改善に一役買ってくれているのですね。

先ほどの呼吸筋同様、呼吸法は内側から姿勢を改善させる効果があります。ですので、姿勢矯正ベルトなどのグッズを試してみて効果がないという方にも、呼吸法はオススメの姿勢矯正法といえます。

姿勢が良くなると、どんないいことがあるの?良い姿勢の意外な効果・メリットについて

続いて、「姿勢がよくなると、どんないいことがあるの?」という「良い姿勢」の効果・メリットを見ていきましょう。

私自身、詳しく調べてみて驚いたのですが、良い姿勢のもたらしてくれるメリットは思いのほか大きいです。

良い姿勢で血流が良くなり、脳が活性化。前頭葉の働きも強化され、意志力が鍛えられる

まずは、良い姿勢がもたらす生理的な変化を紹介します。

姿勢が良くなり、背筋が伸びると、脳に十分なブドウ糖と酸素が供給され、脳が活性化されます。

その結果、集中力や意志力が増します。

脳のエネルギー源はブドウ糖と酸素です。ブドウ糖と酸素は血流によって脳へ運ばれています。

姿勢の変化は血流に影響します。

姿勢によって呼吸の質が変化するためです。

私たちの呼吸は、血流と密接にかかわっており、呼吸の質によって、血流も変化することが分かっています。

私がこの機械を導入していちばん驚いたのは、呼吸を止めた瞬間に血液が流れにくくなることが分かったことでした。つまり、呼吸には瞬間的に体の状態を変える力があることが判明したのです。

引用:自律神経を整える「あきらめる」健康法 著 小林弘幸

浅い呼吸は血流を悪くします。逆に、深い呼吸は血流を良くします。

腰が曲がり、猫背になると、胸のあたりが圧迫され、自然と呼吸が浅くなります。すると、血流が悪くなり、脳に十分な栄養と酸素がいかなくなります。

脳への血流が悪くなると、脳はエネルギー不足に陥り、しっかりと働かなくなってしまいます。これは集中力の低下にもつながるので、仕事中や学習中の姿勢には特に気を付けたいところです。

逆に、腰が伸びると、呼吸が深くなり、血液が循環しやすい環境が整い、脳への酸素も十分に供給されます。すると、脳はしっかりと働くようになり、集中力も増します。

また、良い姿勢は前頭葉の働きも高めます。横隔膜などの呼吸に関する筋肉が正しく働くことによって、前頭葉に十分な酸素が送り込まれるようになるためです。

前頭葉は、脳の最高中枢とよばれる「前頭前野」のある場所です。

前頭前野は私たちの意志力に深くかかわっています。前頭前野が活性化されることによって

「よし、これをやろう!」という「やる力」

「これは私のためにならないからやめておこう」という「やらない力」

目標や望みを思い起こす「望む力」

といった意志の力が強化されます。

よい姿勢というのは、見た目に美しいだけでなく、脳がしっかりと働くようになります。生理的な観点からも良い姿勢には多大なメリットがあるのですね。

※引用以外の主な参考図書

「自分を操る超集中力」 著 メンタリストDaiGo

姿勢矯正でメンタル改善!良い姿勢は心にも影響を与える!

最後に「被検者に良い姿勢を指示したら気分が変わったよ!」という研究を紹介します。

先ほどは、良い姿勢のメリットを生理学の観点からみていきましたが、今度は心理学の観点から見ていきましょう。

紹介するのは、ニュージーランド、オークランド大学の研究チームによる論文。

こちらのページが日本語訳で詳しく解説してくれています。)

簡単に内容を列記しますね。

・姿勢の影響を確かめるために、軽度から中度のうつと診断されている61名の被験者を対象に実験を行った。

・被験者は全員が背中を丸める傾向があったが、半数には、背筋を伸ばしてまっすぐ座るように指示し、残りには普段通り座るように指示した。

・被験者は指示された姿勢のまま、5分間のスピーチ(開始前に採点されると告げられる)と1,022から13間隔で小さいほうへ数えるという、高いプレッシャーとストレスを受ける課題を行った。

・作業の間、被験者は無作為に気分についてのアンケートに答え、現在の気持ちを記入した。

・実験の結果、背筋を伸ばして座った被検者は、そうでないグループに比べてエネルギー、やる気、注意力が増し、恐れが減り、ストレスのたまる作業の後で自尊心が高まることが明らかになった。また、スピーチの際も、自己紹介が上手で、口数が多い傾向にあった

なんと背筋を伸ばしただけで、やる気、注意力が増しただけでなく、自尊心まで高まったのですね!!Σ(^ω^)

また、注目したい点が、軽度から中度のうつと診断されている被検者全員に背中を丸める傾向があったというところ。

これは私もそうだったのですが、冒頭でも紹介した通り、精神状態が最悪の時は人からも「猫背だよね?」と指摘されるほど背中が丸まっていました(私は当時、いくつもの心の病気を併発していました)

やはり、背筋とメンタルは密接に関連しているのかもしれません。

精神的に沈んでいるという方ほど姿勢には気を付けたほうがいいですね。

私もこの実験同様、背筋が伸びたことによるメンタル向上効果を感じることができています。

良い姿勢をキープできているという自覚があると気分がいいですし、良い姿勢で歩いていると妙に自信がわいてくることもあります。

その自信に特に理由はないんですけどね(笑)

「心の状態を改善するには、まずは姿勢から」ということもできます。

「しっかり脳を活性化させて、いい気分を保ちたい!」

という方は姿勢を正すことを心がけましょう。呼吸法がその助けとなってくれます

終わりに

今回の記事では、呼吸法による姿勢改善効果のメカニズムと、姿勢が私たちに与える影響を生理学と心理学の観点から紹介しました。

呼吸法を行うと、姿勢の維持にも関わる呼吸筋を鍛えることができます。

また、セロトニン神経が活性化し、重力に対して姿勢を保つために働く筋肉「抗重力筋」に働きかけます。

その結果、姿勢がよくなります。

姿勢が良くなると、見た目に美しいだけでなく、脳に十分なブドウ糖と酸素が供給され、前頭葉も活性化します。集中力が高まり、意志力が強化されます。

また、姿勢は気分にも多大な影響を与えており、姿勢を正しただけで、気分が改善されるという研究もあります。

猫背で悩んでいるという方はもちろんのこと、すでに呼吸法を実践されているという方も「姿勢改善とそのメリット」を意識していただくと、モチベーションが高まると思います。

呼吸法でしっかりと背筋を伸ばしていきましょう!!

まとめ

・呼吸法には姿勢改善の効果がある。背筋がピンと伸び、猫背も改善される。

・メカニズムとしては「呼吸に使われる筋肉が、姿勢維持に関わるものが多いので自然と鍛えられる」「抗重力筋に作用するセロトニン神経が活性化される」という二点があげられる。

・姿勢が良くなると生理学の面からも良いことがある。良い姿勢を維持できると、呼吸が深くなり、血液循環も良くなる。その結果、脳に十分なブドウ糖と酸素が供給され、集中力が増す。また、前頭葉も活性化できるので「意志力」も強化される

・姿勢に関する気分の研究は意外に多い。ニュージーランド、オークランド大学の研究チームによる論文によると、背筋を伸ばしただけで、プレッシャーとストレス課題においてエネルギー、やる気、集中力が増した。また、恐れも減り、自尊心も高まった。

・「心の状態を変えるにはまずは姿勢から」。呼吸法でしっかりと背筋を伸ばしていきましょう!

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