呼吸を変えたら人生が変わった私の体験談。「呼吸を制する者は、人生を制す」ペンタゴンの格言は本当だった

The Pentagon“ by David B. Gleason is licensed under CC BY 2.0

今回は呼吸に関するエピソードをいくつかお伝えしたいと思います。

当然のことですが、私たちは日常的に呼吸をしてます。

今この記事を読んでいただいている間も、「スーハー」「スーハー」と無意識に呼吸は続いています。

あまりに身近な存在の呼吸ですが、実は、呼吸には人生を変えるほどの力が秘められています。

アメリカの国防総省・通称「ペンタゴン」には「呼吸を制する者は、人生を制す」という格言があるほどです。

今回の記事では、呼吸に秘められた力を認識できるエピソードを紹介し、最後に、「実際に呼吸を変えたら、本当に人生が変わった」という私の体験談をお伝えしたいと思います。

呼吸法に興味がある方はもちろんのこと、「今の人生を変えたい!」と思っている方も是非ご一読いただければなと思います!

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一日の呼吸は2万~3万回。

冒頭でもお話ししました通り、当然のことではありますが、私たちは一日中呼吸をしています。

今、この記事を読んでいただいている間も「スーハー、スーハー」と呼吸は続いています。

一分間に行われる呼吸の回数は平均で15回~20回といわれており、これを一日に換算すると2万~3万回。つまり、私たちは一日に2万~3万回もの呼吸をしているという計算になります。

ですが、私たちは普段、呼吸の重要性を意識することはほとんどありません。

それは、呼吸は通常、自律神経によってコントロールされているためです。

自律神経とは、意志とは無関係に働く神経です。

血液の循環や心臓の鼓動、胃や腸の消化など、人間が自分の意志でコントロールできない活動を絶えず自動調整してくれています。

呼吸は普段自律神経の働きによって「無意識」に行われているため、私たちは呼吸について考えることはほとんどありません。

ですが、呼吸には私たちが思っている以上の力が秘められています。

ペンタゴンの格言「呼吸を制する者は、人生を制す」。タクティカルブリージングとは

呼吸の重要性を示すエピソードをいくつか紹介します。

アメリカの国防総省・通称「ペンタゴン」では、呼吸を非常に重要視しており、常に呼吸を意識しながらミッションに取り組んでいます。

何と、ペンタゴンには「呼吸を制する者は、人生を制す」という格言があるほどです。

我々ペンタゴンにおいて呼吸は非常に重要であり、我々のミッションを支えるすべてでもあります。事実、ペンタゴンには「呼吸を制する者は、人生を制す」という格言があるほどで、だれもがその重要性を意識し、ミッションに取り組んでいるのです。

引用:ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方 著 カイゾン・コーテ

ペンタゴンでは、一分間に8回~10回といわれる理想的な呼吸を習慣化することに加え、心身を理想的な状態に整える「タクティカルブリージング」という呼吸法が存在します。

「タクティカルブリージング」は日本語に訳すと「戦術的呼吸」。一点に一発を確実に打ち込むことで狙った敵だけを倒すという、高度なミッションを抱えたスナイパーたちが「戦術」の一つとして行う呼吸を指します。

タクティカルブリージングのやり方は簡単です。姿勢をしっかりと正しリラックスしたら、鼻からゆっくりと4カウント息を吸い、その後4カウント息を止めます。その後4カウントかけて口から息を吐き、吐いたら4カウント息を止めます。これをワンクールとし、4,5回繰り返します。

この呼吸法でスナイパーたちは精神を「プレッシャーがありすぎず、かつ適度に緊張があり、高い集中力を保った状態」に導きます。

吸う息は緊張時に働く交感神経に対応し、吐く息はリラックス時に働く副交感神経に対応するといわれています。吸う息と吐く息の割合を一緒にすることで、適度な緊張感を保つことがこの呼吸法の目的と考えられます。

このように呼吸を整えることによって、心の状態を整え、厳しい状況でも平常心を保ってミッションに取り組むことができるのですね。


ちなみにですが、ペンタゴンのような国の防衛に関わる組織には、一般の会社などの組織では見られない大きな違いがあります。

それは、「絶対に失敗が許されない」ということ。

これは、自衛隊の元最高官僚・折木 良一さんが書籍でおっしゃっていたことです。

人の命や国防に関わる組織では失敗は即、人命を失うこと、国の存続を脅かすことにつながります。

ですので、人命や国防に関わる組織では絶対に失敗は許されません。

一般の会社では「人間は完璧じゃない。仕事にミスはつきものだ」「失敗は繰り返さないことが大事」と失敗を受け入れ、時には「失敗を恐れるな!」と歓迎するような風潮もあります。ですが、取り組んでいる任務の性質上、自衛隊といった組織ではそのような考えは一切許されないということですね。

それは、裏を返せば、「必ず結果を求められる」ということにもつながります。

ペンタゴンも自衛隊同様、国防に関わる組織です。絶対に失敗は許されず、必ず結果が求められます。そのペンタゴンが呼吸を非常に重要視しているということは、注目に値するのではないでしょうか。

呼吸には本当に「人生を制す」ほどの力が秘められているのかもしれません。

古川尭道老師曰く「結局、呼吸だ」

続いて紹介したいのが、臨済宗の古川尭道老師の言葉。

古川尭道老師は臨済宗の僧です。

臨済宗は禅宗のひとつですので、悟りを開くことを目的に、坐禅修行をする禅僧の方ですね。

wikipediaによると古川尭道老師は、

釈宗演に学び、東慶寺初の男性住職として赴任、さらに円覚寺管長を務めました。渡米して布教し、帰国後再度管長に復帰。鎌倉、東京に拠点を置いて宗風を挙揚した

引用:「古川尭道」『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』最終更新 2017年5月30日 (火) 12:14 

とのこと。

ここでは簡易的に、昔の有名な禅僧の方と捉えていただければなと思います。

その古川尭道老師が弟子の辻雙明老師に「結局、呼吸だ」という教えを伝えたそうです。

このように、呼吸は心身の安定を図り、悟りを得る上できわめて重要なものである。円覚寺の元管長、古川尭道老師は弟子の辻雙明老師に「結局、呼吸だ」と言われたという。

引用:「情動と呼吸」 (編)本間生夫、帯津良一

禅宗では悟りを開くことが目的とされており、知識ではなく、悟りを重んじます。禅宗における悟りとは「生きるものすべてが本来持っている本性である仏性に気づく」ことを指します。

心の問題に徹底的に取り組んできた禅僧が「結局、呼吸だ」とおっしゃったのはとても重みがありますね。

また、お釈迦さまも呼吸の重要性を説いています。

心の平安、安定は、突き詰めていくと「結局、呼吸」なのかもしれません。

(現在では、脳科学の進歩により、ゆっくり息を吐く呼吸が、脳の感情を制御する部位「前頭前野」の働きを高めることや、不安や恐怖の発生源といわれる「扁桃体」の活動を抑えるということが分かっています)

超一流は呼吸が深い。呼吸で自律神経が整い、血流が良くなる

自律神経研究の第一人者とよばれる、順天堂大学・小林弘幸教授によると、スーパー外科医、トップアスリート、企業のトップといった「超一流」と呼ばれる人ほど呼吸が深いそうです。

私のよく知るスーパー外科医やトップアスリート、企業のトップの方など、超一流といわれる人ほど、見事なくらいにその呼吸は深くゆっくりと落ち着いています。

引用:自律神経を整える「あきらめる」健康法 著 小林弘幸

小林教授によると、深くゆっくりとした呼吸をすると副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整うとのことです。その結果、全身に質の良い血液が流れ、心身のコンディションも整います。

血流は全身の細胞へ栄養と酸素を運んでいます。血流が悪くなると、身体のありとあらゆる器官の働きが落ちてしまします(脳も含む)。また、免疫細胞を運んでいるのも血流です。血流が悪くなると免疫機能も衰えていしまいます。

逆に血流が良くなると、身体のすみずみまで質のいい血液が行きわたり、脳も身体もベストなコンディションに整います。心と体がいきいきとよみがえり、しっかりと自分の持っている力を引き出すことができるようになります。

生理学の観点からみても、呼吸は私たちの心身に大きな影響を及ぼしているのですね。

実際、呼吸を変えてどうなった?私の体験談

最後に私の実体験のエピソードをお伝えしたいと思います。

いくつか呼吸の重要性を物語るエピソードを紹介しましたが、実際に呼吸を意識し、質の良い呼吸をするよう心がけるとどのような変化が起きるのか。

「実際、呼吸を変えてどうなのよ?」

というお話ですね。

(質の良い呼吸とは簡単に言うと、「ゆっくりと長く息を吐く呼吸」)

結論からいいますと、私は呼吸を変えたら本当に人生が変わりました。

以前の呼吸法のまとめページでお伝えした

・「心の病気がすべて治った」

・「片頭痛、便秘、その他疲労感などの体の不調もすべて消え去り、風邪すらひかないほどの健康体になった」

・「三か月半で約10キロやせた」

・「精神状態が改善され、ストレスが激減した」

という効果はここでは割愛して、今回は経済面や仕事面での変化を中心にお伝えしていこうと思います。

呼吸を変えたら、収入が増えた

「質の良い呼吸を心がけるようになった」=「呼吸を変えた」ことによる一番わかりやすい変化としては、収入が増えました

「呼吸」と「収入」と聞くと、不思議に思われるかもしれませんが、そのようなことはありません。

日常の呼吸を見直し、呼吸法を実践することによって心身のコンディションが劇的に改善されました。

その結果、以前よりも心に余裕ができ、仕事に積極的に取り組めるようになりました。

以前の心も体も絶不調だった頃の私は「こういう仕事やってみない?」と何か仕事のお誘いがあっても

「何かめんどくさそう(´・ω・`)」

「疲れてるしな(´・ω・`)」

「そもそも私にできるんだろうか(´・ω・`)」

と消極的な姿勢で新たな仕事を断ることが多かったです。

ですが、呼吸を変えたことによって心身の調子が改善され、心にも余裕が生まれました。考え方も自然と変化し、

「お金もらえるならやっちゃおうか」

と仕事の話に積極的に関わるようになりました。もちろん、自分から、何か+α(プラスアルファ)でできる仕事はないかと探すようにもなりました。

呼吸を変えたら心身の状態が劇的に改善された → 心に余裕ができ、仕事に対して以前よりも積極的に取り組むことができるようになった。

この流れで、呼吸を変えたら本当に収入まで上がってしまいました。

呼吸を変えたら、仕事でミスをしなくなった

こちらも仕事関係になるのですが、呼吸を変えたら仕事上のミスが激減しました。

以前の私は本当にミスばかりするタイプでした。

常に頭が不安や自己嫌悪でいっぱいで目の前の仕事に集中できず、細かいことから大きなことまでミスを繰り返していました。

本当に精神的にいっぱいいっぱいの状態で仕事をしていたため、勤務先のバイクを何回もこかし、私のバイクだけボロボロになっているということもありました……。

今思うと、本当に申し訳ない(´・ω・`)

そんな私ですが、現在ではほとんどミスをしなくなりました。おそらく、勤務先で私が一番ミスをしていません。

本当に凡ミスもしないので、私がたまにミスをしてお客さんから電話が入ると、

「にじ丸くんはミスしないし、お客さんが勘違いして電話してきたのかと思った」

と言ってもらえるほどです。(にじ丸は私のペンネーム)

これは、呼吸を変えて、精神状態が落ち着くことによって仕事に集中できるようになったというのが大きな要因です。

不安や自己嫌悪で頭がいっぱいの状態では、目の前のことに集中できず、ミスを繰り返してしまいますね。

呼吸を変えたら、心も安定し、仕事に集中できるようになりました。その結果、ミスも激減しました。

これが、私が感じた呼吸を変えたことによる効果の二つ目です。

※※ このブログは「不安を感じてはいけません!」「不安を感じたら呼吸法ですぐに消し去ってポジティブに考えて!」というポジティブシンキングのブログではありません。不安を鎮めて、受け止めて、自分の力に変える方法をお伝えするブログです。不安の上手な活かし方については、また今後お伝えします。

終わりに

今回の記事では、「呼吸には人生を変えるほどの力がある」ということを様々なエピソードを元に紹介してきました。

後半では、「実際に呼吸を変えたら本当に人生が変わった」という一例を私の体験談を交えてお話ししました。

本当はまだいくらでも「こんな良い変化があったよ!」とお伝えしたいことがあるのですが、あまりにも長くなるのでここまでとします。

元々呼吸法に興味があったという方はもちろんのこと、漠然と「人生を変えるきっかけが欲しい」と考えている方にとっても、呼吸は最強のツールとなってくれます。

呼吸を変えるというのは、具体的に言うと、

〇5分~30分程度時間をとって、集中的に呼吸をコントロールする「呼吸法」

関連記事:「これから呼吸法を始める方へ。実際に感じた効果、コツ、方法について。おすすめ呼吸法についてまとめます

〇日常の呼吸を良質な呼吸に変えていく「息を止めないトレーニング」

関連記事:「息を止めないトレーニングって何?どんな効果がある?日常でできる呼吸トレーニングを紹介します

というふたつのトレーニングが軸となります。

どちらか興味のあるほうからで構いませんので、「呼吸」に興味のある方はコツコツ取り組んでいただければなと思います。

呼吸を変えるというのは「なんとなく心が落ち着く」「身体の調子が良くなる」

という程度のものではありません。

精神状態が変わることによって、自分が変わります。そして、自分が変わると、人生も変わります。

「今の自分を変えたい!」

「充実した人生を送りたい!」

とお考えの方は、まずは呼吸を変えましょう。

驚くほどの効果があります

まとめ

・呼吸は一日に約2万~3万回おこなわれている。しかし、それは自律神経により「無意識」に行われているため、私たちは普段呼吸に意識を向けることはほとんどない。

・ペンタゴンには「呼吸を制する者は、人生を制す」という格言がある。ペンタゴンには、「タクティカルブリージング」という呼吸法があり、呼吸を整えることによって難しいミッションでもしっかりと力を発揮できるように心身の状態を整える。

・昔の有名な禅僧、古川尭道老師は「結局、呼吸だ」という教えを弟子に残した。また、お釈迦様も呼吸の重要性を説いている。精神安定に呼吸は深く関わっている。

・小林弘幸教授によると、トップアスリート、スーパー外科医、企業のトップといった「超一流」の人は呼吸が深くゆったりしている。深くゆっくりした呼吸をすると、自律神経のバランスが整い、血流が良くなる。血流がよくなると、身体の隅々の細胞へ質の良い血液が行きわたり、心身ともにベストなコンディションを保てる。

・個人的な経験としても、呼吸を変えたら人生の質が明らかに上がった。心身の状態が改善されただけでなく、「収入が増えた」「仕事でミスをしなくなった」など経済的な面でも大きなメリットがあった。精神的な不調を感じる方、人生を変えたいという方にとって、呼吸は最強のツールになる。

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