私の精神疾患体験記(社会不安障害・パニック発作・不眠症、その他)

今回はタイトル通り、私の精神疾患体験記を書いていきたいと思います。

これから心の病気に関する記事を書いていく予定ですが、記事を読む際に様々な疑問が出てくると思います。

「この人はどのような病気になったんだろう?」

「症状はどの程度まで悪化した?」

「ちゃんと回復したの?」

「再発とかしてない?」

記事を読むに当たり、以上の点が明確になってないと、何をどこまで参考にしていいのか分からないと思います。

ご自身の症状と比較しながら、これからの記事を読む際の前提として確認していただければなと思います。

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私が発症した精神的な病

私が発症した精神的な病は主に以下の三つです。

○社会不安障害

○パニック発作

○不眠症

以下、一つずつ詳細に見ていきましょう。

社会不安障害

私の10年にわたる闘病生活の発端となったのが「社会不安障害」です。

社会不安障害と聞くと、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「対人恐怖症」です。

一般的な「人と接するのが苦手」「人前で緊張してしまう」といったレベルの対人恐怖ではなく、コントロール不能な病的な対人恐怖が「社会不安障害」と考えるとイメージしやすいかと思います。

※社会不安障害の定義に関しては厳密な話をするとややこしくなってくるので、簡略化して書かせてもらいます。

症状としては、人前で手が震える、人と対峙するとパニックになる、人に悪く思われていないか心配になる(病的に)、人と接するのが怖くて怖くてたまらなくなる

などがあげられます。

他にもパニック発作、不眠症なども経験しましたが、個人的に一番きつかったのが社会不安障害でしたね。

私は自分が病気だとは思わず、「人と接するのが苦手といってもいずれ慣れるはずだ」と何度も何度も失敗を繰り返しながら人とコミュニケーションがとれるように努力を続けましたが、いくら頑張ってもまともに人と関わることができませんでした。

病気に関する知識もほとんど持ち合わせていなかったため、「人が当たり前のようにできることができない私は、どこか人格に異常があるんだろうか?」とひどい自己嫌悪に陥ってしまいました。

※社会不安障害は気持ちの問題ではなく病気であり、対人関係を繰り返すことで症状が軽くなることはないとされています(参考図書:正しく知る不安障害)

また、私はとにかく人が怖くて怖くてしょうがなく、その影響で外出することも大きな負担となっていました。

一般的な感覚からすると「人が怖いんなら、一時的に人と接する機会をセーブすれば大丈夫なんじゃない?」という疑問も出てきそうですが、やはり、人間である限り、人と接しないで生きていくことは不可能です。

ちょっとした買い物でコンビニ行くにしても店員さんと対峙しないといけませんし、気分転換にウォーキングするにも人とすれ違うことを避けることはできません。

そのたびに頭が恐怖でいっぱいになりパニックになりそうな状態でした。一日中恐怖に囲まれて生活しているような感覚で気の休まる暇がありませんでした。

(そこまで人が怖かったの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、当時の私は家族ともまともに接することができないような状態でした)

また、家で休んでいるときも出勤のことや外出のことを考えて不安で頭がいっぱいになり、常に頭の中を不安が駆けめぐっているような状態でした(心の病気によくある予期不安という奴です)

日常生活に支障がでるほどの不安を「不安障害」とカテゴリするようですが、私も社会不安障害が原因でまともに日常生活が送れるような状態ではありませんでした。

パニック発作

社会不安障害の症状が悪化するにつれてパニック発作を併発するようになりました。

元々社会不安障害の症状として、動機が激しくなる、息苦しくなるといった症状があったのですが、それがどんどん悪化し、電車の中で急に息ができなくなりパニックを起こすようになりました。

汗が大量にでる、血の気がサーッと引く、激しい動悸、呼吸の悪化といった代表的なパニック発作の症状ですね。

パニックも最初は上記のような症状でしたが、社会不安障害の悪化に伴いこちらも症状が悪化していきました。

私の場合は「とにかく早く治したい!」と気が焦り、パニックが起ころうが気合いで乗り切ろうと頑張り続けたため、どんどん症状を悪化させてしまいました。

一番パニックがひどくなった時は、急に頭が真っ白になり、音も全く聞こえなくなり、意識が飛びそうになりました。。。

心の病気はよく「脳の機能の異常」といいますが、あのとき本当に実感しましたね。

「ああ、これ完全に脳がおかしくなってるわ」と。

一度パニックに陥ってしまうと、コントロールすることができませんので、次の停車駅を確認しながらパニックが治まるまで耐えるしかありませんでした。

※私の場合は、社会不安が原因で職場を転々としているような状態でしたので、電車に乗らないで通える職場を選ぶことによって電車でのパニックを回避する方法を取りました。

不眠症

不安障害の症状が悪化するにつれて不眠症にもなりました。

元々、寝付きが悪い方ではあったのですが、不安障害の悪化に伴い病的な域まで達してしまったので睡眠導入剤を処方してもらうようになりました。

不眠症というと一般の方でも心当たりがあるという方もいらっしゃるかもしれませんが、不安障害で併発する不眠症は「ちょっと寝付きが悪い」というレベルではありませんでした。

夜の11時に床に入り、夜中の3時、4時まで寝れないということも当たり前。

そのまま眠れずに徹夜で仕事に直行ということもありました。。。

睡眠不足になると心身ともに更に疲労感が増すので相当こたえましたね。

正直、気が狂いそうでした。

心の病気になりますと、不安や恐怖、抑うつ感などで精神状態が著しく悪化しますので、不眠症を併発する方はとても多いのではないかと思います。

その他の症状

〇頭痛

ストレスで胃が痛くなる、おなかを下すともよくいわれるように、精神状態が悪化すると体に様々な変調がでてきます。

慢性的な疲労感や倦怠感は常に感じている状態でしたが、私の場合、特に顕著だったのは頭痛でした。

四六時中、頭がガンガンひびくように痛みました。

不安障害の方で頭痛を感じる方も多いようで、これも代表的な症状のようです。

頭痛は体に現れた不調の中でも特にひどく、一番症状が悪化したときには吐いたりしていました。

薬はなるべく使わない主義でしたので、対処法は特になく、ひたすら耐えていました。

(今思うと、さすがに鎮痛剤使ったほうがよかったかなと思っています)

〇幻覚?

これも症状が一番悪化したときのことですが、幻覚のような症状も経験しました。

症状が特にひどく、疲労もピークに達していた時の話ですね。

頭痛の影響でトイレで吐いた後に鏡を見ると、鏡に映る自分の顔が別人のように見えることがありました。

疲れて衰弱しているはずなのに、鏡に映る自分が悪魔のように笑っているように見えました。

ここまでくると完全にホラーですよね。

実際、めちゃくちゃ怖かったです。(この先、私はどうなってしまうんだろうと思いました)

怖いのでしばらくは鏡を見ないようにしていました。

〇その他の症状

人の視線が怖くなる(視線恐怖)、体を小さな虫がかけずりまわっているようなかゆみを感じる(神経症によくみられる症状のようです)、食事の際に手が汚れている気がして4~5回手を洗いにいく、便秘、過食(一日5食たべてました)

他にも細かいところをあげればキリがありませんが、ここらへんにしておきます。

私が必要以上に薬を出して欲しくないと思っていたため、医者にすべての症状を伝えていませんでしたが、もしかすると「社会不安障害・パニック発作・不眠症」以外にも病気レベルまで症状が進んでいたものもあるかもしれません。

飲んでいた薬

服用していた薬はSSRI(デプロメール)、抗不安薬(デパス)、睡眠導入剤(グッドミン)の三種類です。

一番長い期間飲んでいたのは抗不安薬のデパスで、10年近く飲み続けていました。服用量はその時々によって異なるのですが、1日1mg×3回を服用していました。飲み始めは0,5mgからはじめて、その後、1mgに増え、症状がよくなるにつれて徐々に減らしていきました。

正直、効いているのか効いてないのか分からないような状態でしたが、何も薬を飲まないのもそれはそれで不安だったので飲み続けていました。

SSRIと睡眠導入剤に関しては申し訳ないのですが、服用量を覚えていません。ただし、私が通っていた心療内科の医師が基本的に薬をたくさん出すタイプの方ではありませんでしたし、私も「薬は最低限でいい」と伝えていたので標準の服用量なのは間違いないです。

SSRIは比較的初期の段階で服用をやめました。

副作用の割にあまり効果を感じられなかったのに加え、セロトニンを増やす作用の薬だと知っていたので、自分でセロトニンを増やそうと運動などを始め、少し精神状態が上向いたのを確認後、服用をやめました。

グッドミンに関しては眠れないときに必要量を飲むという感じでした(眠れないときといっても毎日眠れなかったため、毎日飲んでいましたが)。プラセボも大きいと思いますが、グッドミンはわりかし効いてるなという感じでした。

薬に関しては必要論、害悪論と様々な見解がなされていますが、個人的には「薬が根本的な解決になるとは思わないけど、症状を少しでも緩和させるために最低限の薬を使うのはアリ」というスタンスです。

これについては、別途記事を用意し、そこでお話ししたいと思っています。

どこまで回復した?再発とかはないの?

以上が私が発症した主な症状と服用していた薬です。

もう終わったこととはいえ、思い出すとつらくなってきますね。。。

正直、書いててきつかったです(;´・ω・`)

心の病気は一度経験しないと分からないことだとは思いますが、実際、死ぬほどつらかったですね。

この先色々と大変なことがあるでしょうが、あれほどつらいことは二度とないと思います。


このように精神的に末期の状態まで追い詰められた私ですが、現在はどうなっているのかというと、

すべての症状を完全に完治させました。

薬に関しても、断薬して何年も経っており、心療内科にも通っていません。

不安で頭がパニックになることもなくなり、眠れない日もなくなりました。

一時は仕事を休まざるを得ない状況まで追い込まれましたが、今は働いて一人暮らしをしています。

心の病気は再発がよく問題となりますが、私の場合は再発もまったくありません。

再発どころか、今が生きていて一番調子がいいです。

これは私が薬の力で病を治そうとせず、根本的に精神状態を変えるように働きかけることで病を治そうと取り組んできたのが一番の要因ではないかと思っています。

心の病気は治そうとせず、うまく付き合っていく方法を考える

これは次回以降の記事で詳細にお話ししますが、私は完治させる方法をお伝えするというより、「病気とうまく付き合っていく方法」をお伝えします。

※「完治」や「克服」といった言葉を使っていますが、それはあくまで「結果」の話です。

心の問題というものは非常に複雑なもので、完全に治そうと思えば思うほど、ちょっとした症状の悪化を大げさにとらえて苦しむようになります。

(完治にこだわると、私のように症状が長期化したり、ひどかった人ほど、治った後の「再発の恐怖」に怯えると思います)

ですので、症状を可能な限り緩和させ、

「多少の症状があろうとも、私は楽しく人生を歩んでいける」

と思えるようになるのが私がお伝えするゴールです。

※不思議なもので、うまく付き合っていけるという自信が持てると、病気のことなんてまったく頭になく日々を生活できるようになります。

終わりに

今回は私の精神疾患体験記を書かせていただきました。

よく心の病気は「心の風邪のようなもの」ともいいますが、私が経験したのは完全に精神疾患の域でしょうね。。。

あまり書きすぎると不幸自慢のような形になってしまいそうな気もしましたが、このように悪化した人でも元気になれるという希望を持って欲しいので可能な限り経験したことを書くようにしました。

心の病気に関する記事を読むにあたっての注意点は他にもまだたくさんあるのですが、長くなりますので、今回はここまでとさせていただきます。


正直、医者でもカウンセラーでもない私が個人の経験談を元に対処法を書いてもいいのかな?という疑念もあります。

ですが、心の病気はそもそも医者に通っても治らないのが問題ですので、実際に克服した人の話は参考になるところがあるのではないかと思います。

私の対処法をすべてそのまま使えるとは限りませんが、何か一つでも役に立つことを見つけていただき、実行してもらえると幸いです。

また、これから具体的な不安障害の克服法を見るにあたり、ネットで見つけた誰だかも分からない人の克服法を参考にしていいのか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、前もってお伝えしておきますが、私が克服法として紹介する方法に「オリジナルの変な健康法」は一切含まれていません。

科学的にも効果が認められている方法の「組み合わせと順番の問題」です。

お金も一銭もかかりません。

信頼できる人を捜す必要もなく、セラピーも必要としません。

すべて自分一人でできるセルフケアです。

(私が対人恐怖症でしたので、信頼できる人なんて見つけられるわけもなかった)

心の病気の記事を書くにあたり、不安障害に関する本をいくつか読んでいますが「あ、これ私が実際やってきたのと同じ方法だ」と共感できる記述もいくつか目にします。

ですので、試してみる価値はあると思います。

不安障害に苦しんでおられる方で興味を持ってくれた人は次回以降の記事も読んでいただければなと思います。

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