不安障害が治った人の共通点!!

今回から不安との向き合い方についてお話ししていこうと思います。

今回の内容は感覚的で一番伝えにくいところなのですが大切な部分なので是非目を通していただきたいと思います。

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続・錯綜する情報

不安障害の克服法といっても人によって様々です。前回もお話ししたとおり、

「不安障害には○○が有効だ!」

という意見があるかと思えば、

「いや、不安障害に○○は逆効果だ!××を実行するべきだ!」

と真逆の意見を目にして混乱している方も多いのではないかと思います。

代表的な治療法も

〇薬物療法

〇認知行動療法

〇対人関係療法

〇森田療法

など様々な種類が存在しています。

このように治療法が統一されていないことからも、残念ながら完璧な治療法はまだ確立されていないということがわかりますね。

私自身、他の方の克服体験記を読んでいても「これ完全に悪化した奴だけどな・・・」と困惑することもあります。

ただし、そのような中でも

「あ!この方法は私も有効だった!」

と非常に共感できる内容もあります。中には私が無意識にやっていたことがどのようなメカニズムで不安障害に有効だったのかが理解でき勉強になることもあります。

『私が実際に克服に役立ったことが他の克服者でも有効だった』

これは非常に重要な事です。

当然ですが、多くの克服者に共通していればしているほどその方法の有効性は高まります。

今回の記事ではその共通項のうちのひとつを紹介します。

病気の10年を振り返ってみて。

何度もお伝えしてきましたが、私は不安障害を完治させるまでに10年という長い月日がかかりました。

症状が最悪に悪化したときは頭痛がとまらず毎日吐いていました。幻覚に恐怖し、不眠症で一睡もできず徹夜で仕事に直行していたこともあります。

今思い返しても本当に地獄のような日々でしたが、決して10年最悪の状態が続いていたわけではありません。

長い闘病期間を振り返ってみると明らかに回復に向かい始めた1つのターニングポイントがあります。

1つのターニングポイントをきっかけとし、少しずつ、少しずつですが精神状態は回復に向かい始めました。

ターニングポイントとは何なのか?

おそらくターニングポイントと聞くとほとんどの人は何か画期的な方法に出会ったことだと推測すると思います。

私はこれから不安障害を克服するために「呼吸法」で呼吸を整えることや「運動」して体の状態を健康に保つこと、他にも諸処の注意点として食事に気を配ることや掃除も推奨します。

このような話を聞くと、

「もしかして呼吸法に出会って最悪の症状がみるみるよくなっていったの?」

「必死に運動することでみるみる精神状態が改善された?」

「画期的な食事法に出会ったの?」

と推察するのではないかと思います。

○○をした→不安障害の症状が改善された

普通の感覚だとそう考えますよね。

ですが、私のターニングポイントとなったのはこれらのうちのどれでもありません。

むしろ、完全に真逆です。

私の病状が最悪の状態から回復に向かい始めたのは、疲れ果てて不安障害と戦うのをやめた時です。

不安障害とは戦わない

「不安障害と戦うのをやめる」を有効な対処法としてあげる本は多いです。

例えば何度も引用で紹介させてもらっている「不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本 著 ポール・デイヴィッド」は一冊まるまる不安とは戦わないことの重要性を説いている本です。

また、実際にパニック障害を克服したというカウンセラー弥永英晃さんの書籍「パニック障害の不安がスーッと消え去る17の方法」にも次のような記述があります。

パニック障害や不安は敵で、これまでの自分の人生を台無しにしてしまう。私は自分の2分の1を失ってしまったような強い喪失感の中で漂って生きていました。取り戻そうとあがけばあがくほどに、分身の自分は離れていくのです。パニック障害を敵として認識しているうちは、自分の心の中にパニック障害はいつもいることになってしまうことに気づいてください。
~中略~
結局、私はパニック障害を敵とみなすことをやめたのです。戦うことを放棄して、共存することを考えました。戦うということは、つまり病気を治そうとすることは、潜在意識に「パニックは、敵だぞ。今は病気なんだ」ということを繰り返し刷り込むことになります。これでは治るはずもありません。もし、あなたが戦うことを意識しているのなら、自律神経も興奮して余計に治りが悪くなります。あるがままに、ゆだねてみる。そんな気持ちでいることもパニック障害から回復した一つの理由だったと思っています。

引用:パニック障害の不安がスーッと消え去る17の方法 弥永英晃

全く同感です。

私は自分が不安障害になったことを受け入れることができず、一秒でも早く不安障害を治そうと必死にもがき戦い続けていました。

片っ端から本を読み漁り、不安に効くというものはすべて試しました。

ですが、何をやっても大した効果はありませんでした。

そんな私の状態が回復に向かい始めたのは、戦うことに疲れ果て病気を受け入れたときでした。

「もういいや。いくら不安障害が嫌でもなっちゃったもんはしょうがない。じたばたすることはやめてゆっくり時間をかけて治していこう」

不安障害を忌み嫌い無理に追い出そうとすることをやめ、受け入れたことをきっかけに少しずつ、少しずつですが不安が軽減され精神状態も上向き始めました。

終わりに

今回は不安障害と向き合う際に非常に有効な心構えの一つ

「不安障害とは戦わない」=「不安とは戦わない」

をお伝えしました。

とても有効な方法なのでぜひ試してもらいたいのですが、感覚的なことでむずかしく、逆に不安と戦うのをやめられないことに悩む人も出てくる思います。

また、どのようなメカニズムでこの心が構えが有効なのかを知らないと納得して取り組めませんよね。

当時の私はなぜ不安と戦うのをやめることで不安が軽減されるのか知りませんでしたが、「完全版 不安のメカニズム 著 クレアウィークス」によると不安と戦い、追い払おうとすればするほど不安に注意が向き、不安のループにはまってしまうのが不安障害の典型的なパターンとのことです。

具体的なメカニズムについては次回の記事で詳しく解説していきたいと思います。

※何度かお伝えしていますが、グーグルのアップデートの影響で不安障害の記事の閲覧数が伸びません。色々と新しい情報の伝達方法を考えていたのですが、電子書籍を作成することにしました。すぐに作成に取り掛かる予定なのですが、時間の都合上ブログの更新に影響が出そうです。更新間隔が少し開くかもしれません。また、今回の記事のように2000文字前後で記事を区切って投稿したりと工夫して対応しようと考えております。(今までの記事は大体3000文字から長いもので5000文字くらいありました)ルールが変わってしまったのでこちらもやり方を変えて対応しないといけないのでよろしくお願いします。

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